一.焦り 「簡単なことだ。」そう小さくつぶやくと 俺は受話器を取ってダイヤルに手を伸ばした。 そして…… 「ちくしょう! 番号なんてわかんねえよ!」 二.泡沫 「簡単なことだ。」そう小さくつぶやくと 俺は卒業アルバムで番号を確認し、受話器を取ってダイヤルに手を伸ばした。 ピッポッパッ。 『お客様のおかけになった電話番号は現在使われており……ガチャン!』 「あの馬鹿が! 引っ越すんじゃねえよ!」 ども、『子供の夢』元日の海verです。 もともと元日の海と子供の夢は別の短編として考えていたのですが、 3作目を考えるにあたり、連作化(小変更)を行いました。 初めは神社の後に海編を追加すりゃ良いだけだと思ってたのですがね。 あそこを変えるとこっちも変えなくちゃならなくなって、 こっちを変えるとそっちも変えなくちゃならなくなって、 そっちを変えると…… 更に全体的に理屈っぽいのを改正していって、 そもそも彼等は学歴が微妙に違うんですねぇ(涙 あぁ、予想外に時間が! というわけで、お陰で汀ちゃんは2回も振られる羽目になってしまいましたとさ。 旧バージョンはyume1.html→oldyume1.html等と書き変える事で見れます。 |